豊橋FW(KIRIN地域創生トレーニングセンタープロジェクト 第4期)
KIRIN地域創生トレーニングセンタープロジェクト 第4期のフィールドワークが始まりました。
初回は愛知県豊橋市、三河エリア。
※編集中でまだ前半しかキャプションが入っていませんが、アルバム代わりにUPしておきます。随時更新しますので、また見に来て頂けたら嬉しいです。
ちょうどお昼頃豊橋駅に到着したので、豊市パンにてお昼ご飯。
アークリッシュ豊橋にてオリエンテーション。FWの骨子が伝えられます。
今回のスケジュールは以下の通り。
5/28(火)
・日本最大の花卉の生産地の取り組み(花名人という生産者団体の取り組み)
(参考:レストランバス)
・つくられたハコモノをどう活かすか、5/26オープンの「道の駅とよはし」での夕食懇親会&地元プレイヤープレゼン
5/29(水)
・アークリッシュ豊橋で地産地消メニューでの朝食
・豊橋を支える大葉生産、それを支えるロボットを開発する地場の製造企業の取り組み
・その地場の製造企業と連携して地域農業に貢献できるロボットを産学連携で進めている取り組み
・地元を支えるスーパーの新業態の「おうち食堂」でのランチ
・19都市にある路面電車の一つ、豊橋市電(貸切)に乗りながら豊橋駅前再開発のエリア
の視察、再開発される前に街を元気にする取り組みの紹介(まちあるき)
・ホテルアークリッシュ豊橋にて懇親会&地元プレイヤープレゼン
・駅周辺の飲食店にて二次会(任意)
5/30(木)
・MUSASHIInnovtaionLab_CLUEでの地元プレイヤープレゼン(1件)+トレセン会議
・まちなかに憩いの場・機会を作ることに燃えているプレイヤーのお店でカレーモーニング
カルダモン ※リンク先はカルダモンの親店
というわけでFWスタート。
最初に会いに行ったのは電照菊を生産している”花名人”渡会理史さん。
花き生産日本一を誇る三河エリアの現状と今後の展望や課題をお伺いしました。
生産者(経営者)の平均年齢は比較的若い、が、繁忙期のパート等の人材確保が課題。
全国的に花の消費が下降傾向にあるなか、新しい花の価値を伝えることが出来ないと、決して安泰とは言えない。危機感を抱いている。新しい”花のある生活”を今模索している。
というお話でした。
帰りには渡会さんから菊のプレゼント。全員宿に持ち帰りました。
なんかいいw
続いては、3日前にオープンしたばかりの”道の駅とよはし”へ。ここではミニ会議と懇親会。
”道の駅とよはし”内に設けられたtemiyo”というセレクト加工品エリア
果物の生産量も豊かな三河エリアということで、スイカジュースを頂きました。美味しい!
物凄い存在感のコチョウランと同期Pの石井ちゃん。
先に開業していた隣接するJAの直売所では地元の生産者さんの食材が沢山。
市役所職員から、”一ヶ月前”に道の駅の副駅長に就任した吉開さんのプレゼン。
”全国の道の駅あるある”がドドーっと押し寄せて来ました。
(その後、地域トレセンの伝説となるであろう山本Pのプレゼンがありました。)
サーラホールディングス社長からの熱いメッセージも頂き懇親会へ。
地元プレイヤーの皆さんと熱く意見交換をしホテルへ戻りました。
部屋からの眺望はこんな感じ。
オーナーが、「自分が泊まりたいホテルを作った」とおっしゃるように、アークリッシュ豊橋は、客室だけでなく各施設のクオリティがめちゃめちゃ高いホテルでした。
渡会さんから頂いた電照菊を飾ってみました。
ホテルの地産地消食材を使った朝食。朝から美味しいものをしっかり頂きました。
16階フロントフロアからの眺望。(レストランも同階)
宿泊者専用(利用、ドリンク無料)のバーラウンジも15階にあり24時まで利用可能。
2日目最初の視察先はシンフォニアテクノロジー㈱。ちょっと前にリフティングマグネットを紹介するTV番組を見たばかり。企業秘密が沢山あるので工場内の写真撮影はNGでしたが、様々な先進機械と開発現場を見られた貴重な時間でした。
続いては豊橋技術科学大学へ。
豊橋技術科学大学が創立された背景には神野信郎氏と豊橋青年会議所の功績が。
地元企業、国立大が連携して、地域の基幹産業の一つである農業を支える取り組みを行っています。
ばら生産現場からのニーズに応えるための開発中の機器。収穫補助(鮮度、効率)
率直な感想を述べると、持てる技術を総動員(したい)という印象が強く、圃場のニーズに最適化されているかと言えば、?という印象を受けました。もう少し生産現場と研究開発の現場の関わりが密接だといいのかな。と。
ここが産学官のという複数の主体の連携の難しさでもあり、どう進めるかというコーディネートに関してはまだまだチャンスと改善の余地がたくさんある分野なのだろうと思います。
大学視察を終え、”まあるいおさら”で昼食。地元のオーガニック食材にこだわったスーパーの直営レストラン。ランチ1,500円近い価格帯ながら、子供連れのお母さん達も多く、お客さんで賑わっていました。
帰りにオーナー様にご挨拶する機会があり「群馬県高崎市から参りました。」とお伝えすると「高崎にはしょっちゅう行ってます。スーパーまるおかさんへ。」とのこと。地元のスーパーまるおかの知名度の高さも改めて感じました。
昼食後は一旦駅前に戻り、貸切の路面電車に乗ってまちあるきスタート。因みに貸切料金は15,000円。夏にはビール電車、冬にはおでん車として、全行程1.5hのイベント運行も行なっているそうです。
先日高崎駅でも上信電鉄鉄道ホームで01ダイナーというイベントが開催されていましたが、走りながらの催しも楽しそうですね。(上電でやるなら大きな揺れをどうするか考える余地あり。おでん芸みたいに"アチッ!"ってなってしまいそうなので)
豊橋の地域プロデューサー本多さん。(1期)
豊橋市が設定する”市街地エリア”の大外である城跡付近の”公会堂”まで路面電車で行き、そこから商店街、再開発エリアを通って駅前まで戻るルートの説明。
公会堂から、お城があった頃の目貫通りを進むと、ヤマサ本店に。ちくわもかまぼこも美味しかった。
ヤマサ本店から駅前に向かうエリアにも商店街はありましたが、地元の方いわく、この辺りは普段から決して賑わっているとは言えない。との事でした。
歩く事10分弱、駅に近い賑やかな商店街の中でも最も賑わっているというアーケードの入り口角にある久遠チョコレート。
障害者雇用により、社会の繋がりを積極的に進める同社は、業績も着実に伸びているそうです。
一旦駅前まで戻り、”穂の国とよはし芸術劇場プラット”へ。
ここは舞台やオーケストラの公演に最適化した一階約500席、総席数770席ほどのホール。
イニシャル等のコストも考慮し、可動席やオケピ等も全て手動。
肉声でも全ての席に音が届くように設計されているとのことで、実際にステージに上り声を出させてもらいましたが、最後列まで難なく音が届きました。一度生で舞台を見てみたいと思うところです。
ホールを後にし、今回のメインの一つ、”水上ビル”の視察へ。
手前の緑の部分と、画像中心から奥へ伸びるビルの列(古いものは50年前)は用水路の上に建てられていて、現在も水が流れています。豊橋市ではこのビルに隣接するエリア(公演跡地)の再開発(複合施設建設)が進められており、今回は旧来のまちと、新しい動きをどう結び付けられるかが、今後の市街地全体の活性化のカギになると考えられています。
そのあたりも踏まえつつ、あらためて水上ビル周辺の視察に向かいました。
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