カラリエーションペーパー×高崎だるま
KIRIN地域創生トレーニングセンタープロジェクトの地域プロデューサーで同い年の田村友輝さん(国分寺産業代表/下野市)がプロデュースした下野フィールドワークが開催されたのは今年1月のこと。
そこで”カラペハリエ”(当時のエリッコブックプロジェクトという名称から変更)の代表今井絵理さんと柏倉ゆみこさんによるワークショップに参加させてもらったのが今回のプロジェクトのきっかけです。(詳細はこの後時系列で貼り付けてあるリンク先の記事をご覧下さい。)
”カラペには、うまいとか下手とか優劣が存在しません。
どんな色をつかっても、どんな模様をつけても、ありのままの感性の表現が認められる。そこには絶対肯定の世界が成り立ちます。
このワークショップから得られる感動がSNSや口コミで広まり、これまでに200冊以上の絵本が誕生しています。” ※HPより抜粋。より詳しいカラペのことはコチラ
”みんなちがってみんないい”
今井さん達の活動の根底にあるその想い。それを一人でも多くのこどもたち、そして家族に伝え、届けたい。
”願い”や”祈り”にも似たその想いを感じ、気がついた時にはカラペでだるまのメッセージカードを作っていました。函館で仲間と起業した友人へのエールとお祝いの気持ちを込めて。
すると、彼女たちはとても驚き、喜んでくれました。
私の生まれた町、高崎市西部に位置する豊岡にはたくさんのだるま工房があるだるまのまち。碓氷川を渡れば少林山達磨寺という達磨大師に縁のあるお寺があります。
何かのお祝い事、願掛けなど、ことあるごとにだるまを作ったり贈ったりするのが日常。
だるまさんは我々にとってとても親しみのあるものです。
そこでみなさんに、高崎だるまの歴史や、だるまと私達の暮らしについてお話をしたところ、更に興味を持って頂きました。
「『カラペ×高崎だるま』という新しい”誰かの為に想いを込めた贈り物”が創れたらいいね!」
そうお伝えすると、
「トライしてみたい!」
とお返事を頂き
「ではまず”だるまのふるさと”をご案内しましょう。そしてだるまさんに、だるまさんに関わる高崎の人に触れてみて下さい。」
ということで、すぐに高崎にお招きしました。
※ここから先、”だるま職人”の今井さんと”カラペハリエ”の今井さんという二人の今井さんが登場します。
日本、群馬、高崎のみならず世界で活躍するだるま職人、今井裕久さんの今井だるま店NAYAを訪ねたり(当日は今井さんが地球の裏側に遠征中!でお会いできませんでしたが)、少林山達磨寺をご案内したのち、美食倶楽部で実際にカラペだるまとカラペ招き猫を作ってみました。
”絶対カタチにしたいね!”
皆がそう思ったのを覚えています。
その後のコロナウィルスの世界的流行でなかなか行き来することが出来ない時間が続きましたが、実現したい想いは変わることなく、オンラインでの群馬⇔栃木ミーティングを経て、今井さんにも今回の趣旨にご賛同頂き、ワークショップ開催にこぎつけました。
結果は、大成功!大反響!!
次回の開催オファーも頂き、栃木県以外での開催も見えてきた中で、カラペハリエメンバーの高崎再来訪が実現しました。
これまでの活動の中で見えてきた新たな循環をつくるというビジョンも携えて。
そして、カラペによって彩られただるまに、今井さんの手により”顔”(眉髭)が入り、コラボレーション作品第一号のカラペだるまが完成しました!(今井裕久さんにはカラペ作りから体験して頂きました。)
【 カラペだるま 】
が、これから新たな一歩を踏み出します。
カラペにとっても、だるまにとっても新たな一歩。
そして、出会った人ひとりひとりに幸せを伝える活動に。
今から楽しみで仕方ありません。
カラペハリエ×今井だるま店NAYA(高崎だるま)に今後もご注目下さい!
※記事の最後には”今井だるま店NAYA”のバーチャル工房ツアーのリンクもありますので是非ご覧ください!
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